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2009年01月20日
名言???
今日は「大寒(だいかん)」、二十四節気の一つ、1年で最も寒い時期である。次の節気は2月4日の「立春」なんだか暖かくなってきそうな言葉である。

海の向こうアメリカでは今日(日本時間明日未明)、米民主党のバラク・オバマ氏(47)はワシントンの議会議事堂で就任宣誓を行い第44代米大統領に就任する。
その就任演説に単にアメリカのみならず全世界の人が聞き耳を立てている。

さて、明治の詩人「大町桂月」は、江戸時代の国学者「頼山陽」の<日本外史>を読んで、私の好きな文語体で次のように評している。
『思うに、山陽は才子也。されど、翩翩(へんぺん)たる軽薄才子には非ず、気骨のある才子也。 さらにその詩にも、文にも毫(ごう=少し、僅か)も浮華軽佻(ふかけいちょう)の態なし、血もあれば涙もあり。 言言人を刺し、句句人を動かす。』……と。
まさに、オバマ次期米大統領のことではないだろうか。選挙運動中の言葉、「Change(変革) 」、「Yes we can(われわれにはできる)」、「We are one(われわれは一つである)」etc……。
英語も殆んど理解できない日本で、今や「オバマ演説集」が大人気なのである。

日本のドンの迷走ゴタゴタ続きの「言語明瞭意味不明」の迷言があってのことだろうか。

オバマさんの本日の就任演説が待たれるところであるが、言葉だけでは戦争も難問も解決しない。これからの米国のみならず世界の舵取りがどのようにできるか、前途多難である。

Posted by 古葉茶庵 at 09:38
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