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Posted by チェスト at
 
2008年12月04日

12月8日に想うこと


 昨夜の創年市民大学は、落語家「桂歌若」さんによる「演芸の楽しみ方」であった。

 落語を聴くに当たっての一番大事なことは「笑うことにっこり 、できれば帰りに楽屋に顔を出しおひねりを置いてゆく。……と大笑いのレクチャーである。パチパチ

 基本的なレクチャーのあと、前座「三遊亭小しょう(鹿屋出身)」の落語、「ジェミー」さんのマジック、真打「桂歌若」さんの落語を楽しみ平和を噛みしめた夕べであった。ラヴ
 

 ……閑話休題……

 12月8日が間もなくやってくる。

 1941年12月8日は、帝國日本海軍の連合艦隊が対米戦争(日本=大東亜戦争)の火蓋を切るハワイ真珠湾攻撃を敢行し大戦果を挙げた。

 

 (今や「男の修業」で有名な)連合艦隊司令長官「山本五十六」は、参謀から本土で祝賀行事が催されたと聞き、「今に俺の家に石を投げつけに来るよ」と漏らした。

 当時、アジア戦線が拡大し、鉄鋼生産量は日本の10倍、原油生産量740倍の国を向こうに回しての開戦である。

 開戦前、山本は絶対やってはならぬと対米戦争の反対を唱え、「どうしてもやるなら1年間は暴れてみせる。その間に有利な講和を引き出し戦争を終結させよ。」と連合艦隊司令長官を引き受けた。

 開戦にあたり山本が所懐を遺書としてしたため、戦後は行方不明になっていた肉筆文書「述志(じゅっし)」が見つかったという。

 <名をも命も惜しまざらなむ>……名誉のみならず命も惜しまぬ。……暗い結果を見通した戦争で先陣に立たねばならない決死の覚悟が偲ばれる。

 政治学者の「南原繁」に当時の歌がある。
 <人間の 常識を超え 学識を超えて起これり 日本世界と戦う>


 なんとか かんとか皆それぞれ言いたいことを言いながら、今、現在この平和がある。
 戦争でなくなった多くの人たちの犠牲の上に今の平和があることをしっかり心に刻み静かに新しい年を迎えたい。   

Posted by 古葉茶庵 at 10:09 Comments(0)
 
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古葉茶庵
 何でもありの混迷の時代、 『お前は何をしているんだ』 と風が問う。 <行雲流水> 自然のまま、あるがまま、残り楽しき我がB型人生、 「山河に感謝」 「健康に感謝」 「皆様に感謝」 ストレス解消に! 千客万来のコメントをお待ちしています。
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