スポンサーサイト
上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。
2009年05月01日
北方四島
GW突入、毎日が連休の私にとって何も変わらず。新聞、TV等では「豚(新型)インフル」について、ついにWHOが感染拡大の警戒レベルを「フェーズ5(世界的大流行)」に引き上げ大童である。

一方、露プーチン首相が5月11日~13日来日に向け「北方領土問題」が再燃する。このことについて一言触れさせて欲しいと思う。
北方4島とは、北海道根室市の北東に連なる歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)、国後(くなしり)、択捉(えとろふ)の4島を言う。

日本はすでに江戸時代初期に4島を自国の領域とみなし日本地図「正保御国絵図」に記している。また、1855年日露両国は「通好条約」で択捉、得撫(うるっぷ)両島の間を国境線としている。

戦前まで4島はサケ漁などの漁業拠点として多くの日本人が生活していた。状況が一変したのは、2次大戦末期の1945年8月28日から9月5日に掛け、ソ連軍が日ソ中立条約を破って不法に占拠

以後、60余年に亘って政府は「北方4島は日本固有の領土」として返還を求めているが、日露交渉は今なお難航している。

財団法人「日本国際フォーラム」は、昨日(30日)北方領土について緊急アピールを発表した。
「単なる利害、損得ではなく、国家存立の基本に掛る問題であり、日本に歴史的にも法的にも4島返還の根拠がある。」……。
私も異論がない。日本がサンフランシスコ講和条約で放棄した「千島列島」には北方4島は含まれていない。4島のほか竹島や尖閣諸島……領土問題は国家の存立に掛る。
麻生総理も簡単に譲って軽率な政治決断に終わると国際的に侮られる

Posted by 古葉茶庵 at 13:46
Comments(0)