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2009年04月16日
春の夜の夢???
男性は20度、女性は22度……何かというと人が爽やか、心地よいと感じる気温だそうだ。今丁度その季節にある。


ところが私は毎日鬱々して気分のよい日がない。……というのが2W位前から歯痛を訴え、残り少ない歯の1本を抜き、2本を修理中である。

不思議なことに歯を触ると食欲がなくなり、食べようとするとむしろ吐き気さえ催してくる。以前にも同様の症状に掛り、胃の病気かと思い胃検診、MRIなどに掛ったが、異常なしと診断された。

そして歯科医で入れ歯を元のものに戻したら、たちまち食欲も戻り胃痛もなくなった。今回も同状態と思うが、優れぬ日々を送っている。

肩が凝るというか、首根っこが痛くて好きな読書もできない。ただ一つ幸いと思われるのは体重が僅かに減ったことである。(少し

そんな時、些細なことなのに大仰にも、また、的外れにも……今の心境は「平家物語」冒頭の、あの一節だなと感じた。琵琶とともに聞けば、これほどの名文秀句はないと思われるが……。
「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘の声、諸行無常(しょぎょうむじょう)の響きあり、沙羅双樹(さらそうじゅ)の花の色、盛者必衰(じょうじゃひっすい)の理(ことわり)をあらわす、奢れる人も久しからず、唯春の世の夢の如し……」
いっときも早く歯痛を春の世の夢としたいものである。


4,5年前に友人宅から譲り受け、一つ葉などの幹にくっつけた竹蘭がやっと花を付けるようになった。


Posted by 古葉茶庵 at 10:24
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