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2011年07月06日
アルキメデスは歩かない???
折角梅雨が明けたと思ったのに


人の性格もジメジメと陰湿なのはイケナイ



朝の連ドラ「おひさま」の陽子ちゃんとか



雨降りで外にも出られない。こんな時に孫娘が大苦手の数学でも考えてみたい。

小、中、高校で順次、新学習指導要領が実施されるという。この小学校指導要領の円周率(π)について、「3.14を用いるが、目的に応じて3を用いて処理できる

これが曲解され、<ゆとり教育=円周率3>

では円周率(π)を3.14とした場合と3とした場合、どう違うかを実際に計算してみると…。

半径が1の円周は直径×円周率(3.14)なので2π=6.28
円周率を3で計算すると2π=6
ここで、一辺の長さが1の正六角形(一辺の長さが1の正三角形6個分)の周囲の長さは6、つまり、円周率を3とすると、円周と正六角形の周が同じになってしまう。

『円=正六角形』では、ゆとり教育云々と言われても仕様がない。

さて、古代ギリシャの科学者「アルキメデス」は、単に『アルキメデスの原理(物体の重力と浮力)』を発見した物理学者ばかりではなく偉大な数学者でもあった。

今から2200年以上の昔に無理数の円周率を求めるため、コツコツと正96角形まで作図して円周率の近似値を求め、3カ1/7(約3.1429)と3カ10/71(約3.1408)の間にあるという結果を得たそうだ。

ジメジメと陰湿に考えていても出てきそうもない。きっと明るく楽天的な数学者だったのだろう。

Posted by 古葉茶庵 at 12:13
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