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2010年04月30日
「助六寿司」???
コンビニの弁当コーナーを覗くと<稲荷寿司>と<巻き寿司>を一つの箱に詰め合わせたものを「助六寿司」という。何で

この名前の由来を知らず、改まって聞くのも、調べるのも面倒くさく今日に至った。(大げさ


恥ずかしいながら今朝の新聞で知ることが出来た。由来はなんと洒落とお色気満載の命名である。

江戸っ子のヒーロー・イケメン「助六」の愛人がスーパー高級遊女・「揚巻(あげまき)」である。この揚巻にちなんだ名と伝えられる。

「揚げ」(油揚げ)と「巻き」(海苔巻き)の詰め合わせで「揚巻」から転じて「助六」……とは洒落てるネェ~、粋なもんだネェ~……とくる。
この「揚巻」という役は歌舞伎女形(おやま)の卒業論文と言われるほど演じ分けの難しい役だそうだ。
勿論、私は非才の身でとてもその境地にはないが、歌舞伎などの伝統芸能は、使えば使い込むほど使い心地の良くなる”心の加湿器”だという。

私の作る木工作品も勿論人間もそうなりたいものである。
Posted by 古葉茶庵 at 14:23
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