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2010年04月28日
漢字と仮名
漢字と仮名の使い分けは難しい。どう書けば良いかと悩む(ほどのことでもないが)こともしばしばである。「臭い臭い」を<くさいにおい>と読んでもらえないから、「臭いにおい」と<におい>を仮名で書く。

今、「子ども手当」を新聞でよく目にするが、そういえば「こどもの日」も間近である。この「KODOMO」は「こども」、「子ども」、「子供」……新聞ではどれも用いる。
「こども」と書くのは国民の祝日「こどもの日」だけである。「子ども手当」の「子ども」派には「、「供」の字から「お供」を連想し、大人の付属物とみなす差別意識を嫌う人が多いという。

(子供は付属品、いいじゃあないですか、大事な切っても切り離せない付属品と思わない人が居るから、あんな無残、無情な事件が多いのだ。


「子供」派は、「ども」を「ガキども」、「野郎ども」、「男ども」、「女ども」を連想してかえって子供に申し訳ない……という。

人の感性はいろいろ使い方を規制する必要もない。悩むのも、考えるのも多様で豊かな日本語ならばこそ……である。
そして……私は頑固な「子供」派である。

Posted by 古葉茶庵 at 13:41
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