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2010年05月06日
故郷の友
鹿児島の歌手・長渕剛さんが作詞・作曲し、自ら歌った<乾杯>がヒットしたのは1988年(昭和63年)である。新郎新婦の門出を祝うにふさわしい詩が好まれ、結婚披露宴でよく唄われる。
間もなくジューンブライド、学生時代の仲間、職場の同僚が贈る歌は、



……しかし、私は唄いだしのところが大好きでいつも子供時代の友のことを想う。


小・中学校の同窓会をお互いに50歳を過ぎてから5年毎くらいに故郷・岡山で開催、お互いに懐かしさに驚喜し、楽しくも嬉しい数時間を過ごし旧交を暖めてきた。故郷の友は格別なのだ。

その中の一人、山村の村に男の同級生は二人のS君は、互いに一つの仕事の終わりを向かえ(定年)、故郷の岡山には帰らず、私は南の鹿児島へ、彼は北海道・旭川へと北と南のはずれに落ち着いた。

それまでも遠くに住む彼は同窓会にも帰郷せず、電話で「今度こそ」と再会を約すのみだった。数年前、突然の如くその彼が古稀を待たず旅立って逝ってしまった。

妙に懐かしくその彼のことを思い出す私の<乾杯>である。
Posted by 古葉茶庵 at 10:19
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