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Posted by チェスト at
 
2009年08月04日

五言絶句「原爆少女」

 前日の後編……「魔女の一撃」に抗しきれず2日間、石の地蔵さんでベッドに横たわっていた。運が悪いとはこんなことを言うのか、夏風邪まで取り込んでしまった。ビックリ……<唖然・呆然

 新型を取り込める歳ではないし……しかし、頭が痛い、喉が痛い……動けるのを待って受診した。点滴のあとお決まりの飲み薬を頂いた。

 常備薬(ハイコレステロール)に加え、腰痛、風邪薬を合わせて食後に9個の錠剤と一包の薬を飲むという薬漬けになってしまった。ひょえー……<愕然


 ……閑話休題……

 昨夏、小六の孫を伴い幾度目かの広島平和公園を訪れた。幼女の時に被爆、中1のとき原爆症で亡くなった「佐々木禎子さん」の<原爆少女の像>で何千万羽の千羽鶴に出会った。

 



 大分宇佐市の平池南桑の作で「原爆少女の像」という漢詩・五言絶句があるので紹介したい。(「一海知義著作集」9巻に収められている)

 「閃光嫩葉灼    (閃光嫩葉(どんよう)を灼(や)く) 
  紅涙墟中満    (紅涙(こうるい)墟中(きょちゅう)に満(み)つ)
  白塔千羽鶴    (白塔千羽の鶴)
  長鳴落爆空」   (長鳴(ちょうめい)す落爆の空)


 (広島の空にきらめいた閃光が芽を出したばかりの若葉(あわせて乙女達を意味する)を焼き尽くし、血涙が廃墟に満ちた。
今、記念像の千羽鶴は原爆投下の空に長く尾を引いて鳴き舞い立つようだ。)


 この日のことを忘れないことが私たちに残された最低の「責任」であると、つくづく思うハート  

Posted by 古葉茶庵 at 10:05 Comments(0)
 
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古葉茶庵
 何でもありの混迷の時代、 『お前は何をしているんだ』 と風が問う。 <行雲流水> 自然のまま、あるがまま、残り楽しき我がB型人生、 「山河に感謝」 「健康に感謝」 「皆様に感謝」 ストレス解消に! 千客万来のコメントをお待ちしています。
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