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2009年06月17日
無駄知識ー1(大昔のこと)
そんなこと知らなくていいよ。どうでもいいようなそんな知識……だから「無駄知識」……それも大昔のこと。
大昔のことを知るのは「古事記」とか「日本書紀」である。

「古事記」は現在日本最古の歴史書であり、固有名詞ではなく古い書物を示す一般名である。内容は日本の神話(これが面白い)、天皇系譜が初代(神代)から第33代推古天皇に至るまでの古事を記録している。
一方、「日本書紀」は奈良時代に成立した歴史書で神代から第41代持統天皇の時代を扱っている。

……閑話休題……
「古事記」の<天岩戸開(あまのいわとびらき)>の中で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩戸に隠れたとき、「常世(とこよ)の長鳴鳥(ながなきどり)」を止まり木で鳴かせ大御神が岩戸から出てきたと記されている。

それ以後神前に出来たのが鳥居だそうだ。この長鳴鳥が現在の鶏で、止まり木が鳥居になったということである。
語源として「通り入る」とか「鶏が居る」と書いて「鳥居」に変化したという。


この鳥居は、桜島東側にある黒神埋没鳥居である。
大正3年の大噴火で火山灰に埋もれた。無論本殿は完全に灰の下に埋もれた。
Posted by 古葉茶庵 at 09:27
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