スポンサーサイト
上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。
2012年08月09日
近いうちに……???
病名「五輪性不眠症」が続く今日この頃、忘れているのが永田町の動向である。

野田首相は税などの一体改革法案の成立をめぐり自民・公明の3党首会談後「法案成立後近いうちに国民に信を問う」と語った。

国民に信を問うとは、勿論衆院の解散総選挙である。選挙となれば増える無党派層の動向が鍵を握る。
1993年の自民党分裂後、それまで約35%だった無党派層が急増、95年1月には50%を超えた。
この層は日本の政治を変えるだろうと期待できる政党やリーダーが出現するとその政党を支持し、期待が外れると元に戻る特性がある。 また、この層のうち約15%は無関心層、残りの35%が「積極的無党派層」で、政治的関心は高いが、民主、自民、公明という政権を担ってきた政党に幻滅して増加している。

積極的無党派層は、40歳代以下の若い世代、都市圏、高学歴、ビジネスマンに多く、選挙で動員される組織に加入していないという。

この意識を肌で知っている政治家が、小泉元首相と橋下大阪市長だという。
既成の政党がなすべきは、明確な国家ビジョンを示し、ぶれずに国民を説得できることだろう。五輪、高校野球が終われば政治が熱くなる。

今度こそ世界に信頼される長期政権を望みたいが……。

Posted by 古葉茶庵 at 15:23
Comments(0)