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2010年01月21日
またも警察小説!!!
新聞広告にある。<今、最も熱い警察小説>……今野敏「夕暴雨(ゆうばくう)」、堂場瞬一「交錯」、浜田文人「新公安捜査Ⅲ」……すぐにでも取って読みたい表題ばかり……。
私が最近読んだ警察小説

「警察の血 上下巻」(佐々木譲)……読んだ心算で読んでみたら読んでいなかった。上下巻を一気に読む。戦後闇市から現代に至る3代に亘る警察稼業、ハコ番警察を望みながら公安、潜入捜査、特命捜査。
縦糸にお宮入り事件を追いながら3代の運命を描く。さすが佐々木譲の警察小説、面白い。
「完黙」(永瀬隼人)……捜一から飛ばされた元エリート刑事、新米女刑事、万年ハコ番巡査部長……etc。警察組織の底辺で奔走する刑事達の日々を描く短編集。
「ジョーカー・ゲーム」(柳広司)……明治時代の陸軍内に設置されたスパイ養成学校「D機関」による諜報戦の短編集。時代設定、荒唐無稽の物語に少々無理を感じるが謎解きのからくりは面白い。
以上眠れぬまま書き記す。

Posted by 古葉茶庵 at 00:46
Comments(2)