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2009年12月28日
時効???
年末の慌しさの中で



最近も逃亡者というべきかどうか、容疑者が一人逮捕された。以前にも時効直前に逮捕された実話があった。

この本は、交換殺人に乗り、知人の夫を殺した女が顔を変え身分を偽り、日本全国を逃亡し続けるその彼女を追いかける刑事の執念の物語である。
殺人事件の場合、現在時効は15年である。すべての犯罪に時効があり、社会的な罪は別として時効が過ぎれば刑事的には罪は問われないことになる。
犯罪の加害者と被害者の問題である。加害者である犯人は時効まで何年、あと何年……と<引き算>で生きる。一方、犯罪被害者遺族はあの人がいれば、あの子が生きていれば今ごろどうしてる……と<足し算>で生きる。
0でゴールのある引き算と違い足し算に終わりはない。時効まで逃げおおせた犯人に送る理不尽なご褒美に対し遺族の募る不満……それが、殺人事件の時効廃止である。
あなたはどう考えますか

Posted by 古葉茶庵 at 16:03
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