スポンサーサイト
上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。
2009年12月17日
ライク・ワークのすすめ???
昨夜は市民大学公開講座で、ご縁の達人「中村文昭」さんのお話を聴いた。


氏は三重県伊勢市の高校生時代、運が悪く(本人談)合計35日間の自宅謹慎処分を受ける。その学校では処分一日に対し「教育勅語」を1回書かなければならない。

おかげで、高校3年間に「教育勅語」を35回書き、これを暗記したと言う。これが氏の後の人生に大きく関わったと推察される。

高卒後、東京に出て建設作業員としてその日暮らしの中、焼き鳥屋で偶然隣に座り合わせた八百屋の師匠(人生の、仕事の師匠か、何故か氏は師匠と呼ぶ)と出会う。
この師匠との出会いを<音を立ててスイッチが入る感覚>と表現した。そんな出会いがあるのかと思うが、私と違って氏が素直な心で何でも受け入れられる状態だったのだろう。
弟子入りした氏の野菜と果物の悪戦苦闘の行商修業時代の話が面白い。
行商時代の基本姿勢は、Rice Work(ライスワーク:食っていくための仕事)からLike Work(ライクワーク:好きな仕事)へ、そして将来的にはLife Work(ライフワーク:生涯の仕事)を持つことという。
そのための実践方法は次の四つ
その1 すぐ返事する。(0.2秒) : あなたに対してNOはありません。
その2 頼まれ事は試され事と思え。 : 出来ることしか頼まれない。
その3 出来ない理由を言うな。 : デモデモ星人になるな。
その4 今出来ることをやれ。 : まず動け。
これを忠実にやれば相手の予想以上の仕事が出来る。
今、氏は実業で貯めたお金で「耕せにっぽん活動」で不登校などの問題児、障害者を集め、北海道、沖縄などで農業を行っているという。

講演を聴こうとカミさんは勿論のこと友人、中1孫を誘って行った。孫の「感動した」の反応に一応安心。無性に元気が出る感動のお話です。機会があれば是非一度聴かれたい。
Posted by 古葉茶庵 at 12:22
Comments(2)