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2010年10月20日
「ガッツポーズ」について一言
「今日の夕食のおかずはどうしようかな」と考えながら、ある小誌を読んでいたら、「人生相談」の回答に、以前からそうかなと思っていた、「ガッツポーズ」について、次のように書いてあった。
「最近、スポーツで勝者が勝ち誇ってガッツポーズをするが、スポーツマン精神に反する見苦しい態度だ。日本古来の将棋、囲碁、相撲では勝ち誇ることはない」……と。
以前、横綱「朝青竜」がガッツポーズをして同じ理由で非難轟轟であった。果たしてそんなに非難されるべきだろうか。


ガッツポーズはその人の素直な表現で、むしろ好ましい態度と思える。たとえ横綱といえども絶対の強者、チャンピオンではない。その誇りを保つため、影で人一倍の稽古に励んでいる。

負けるかもしれないと思った相手と戦い、自分のもてる力を最大限に発揮し、勝を収める。恥も外聞もなく、虚勢を張るでもなく、そこでのガッツポーズが何故見苦しいのか。悪いのか。

横綱だから勝って当たり前の態度こそ不遜で、見苦しくないか。自分の地位を鼻に掛けた行為と映らないか。

次のようにも書いてある。
「勝ち誇るのは見苦しいだけでなく、相手への思いやりがない。看護師が患者に対して自分の健康を誇示するか」……と。
「それと、これとは違うでしょう」……と言いたい。

Posted by 古葉茶庵 at 16:36
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