2008年08月23日
「盆休み旅 夫婦+1」 その2
2日目(8月15日(金))
この日終戦記念日「全国戦没者追悼式」……黙祷
本日は倉敷から産土(うぶすな)の地、津山、鏡野町へ向かう。国道53号線(岡山~鳥取)作州路北へ85Km、その昔津山は大和と出雲の交わるところ、多くの逸話を残す歴史の街、色白、目元涼しい作州美人が迎えてくれる。
子供の頃に通じた故郷の郷愁は今も強いものがある。
室生犀星(むろおさいせい)は、 「ふるさとは遠きにありて思うもの……帰るところにあるまじや」と語っているが、私には「
兎追いしあの山、小鮒釣りしかの川
」、一木一草が恋しく思える。

早速、父母、兄の眠る墓地へ、生前「川柳」をやっていた母の遺句から抜粋、妹が書いた「句碑」がやさしく迎えてくれる。
「子育ての 頃をいとしむ 日向ぼこ」

酒好きだった父と兄に酒をたっぷり
、甘いもの好きだった母に妹達がお菓子
を供える。昨日のことのように生前を想い出す。
初めて連れて行った孫娘を父母は見たこともないが……。
「小林家代々の墓」墓碑の側面に、子供の頃父から「先祖は神官、地方の学者だ。」……と聞いていた建立者名が刻印されていた。
「舊神官 小林佐渡守藤原則宗 第十一代孫 小林範知 小林音四郎」……とある。

「音四郎」は私の祖父、 「私は第十三代の子孫なのか。」
この日終戦記念日「全国戦没者追悼式」……黙祷

本日は倉敷から産土(うぶすな)の地、津山、鏡野町へ向かう。国道53号線(岡山~鳥取)作州路北へ85Km、その昔津山は大和と出雲の交わるところ、多くの逸話を残す歴史の街、色白、目元涼しい作州美人が迎えてくれる。

子供の頃に通じた故郷の郷愁は今も強いものがある。






早速、父母、兄の眠る墓地へ、生前「川柳」をやっていた母の遺句から抜粋、妹が書いた「句碑」がやさしく迎えてくれる。
「子育ての 頃をいとしむ 日向ぼこ」

酒好きだった父と兄に酒をたっぷり



「小林家代々の墓」墓碑の側面に、子供の頃父から「先祖は神官、地方の学者だ。」……と聞いていた建立者名が刻印されていた。
「舊神官 小林佐渡守藤原則宗 第十一代孫 小林範知 小林音四郎」……とある。


「音四郎」は私の祖父、 「私は第十三代の子孫なのか。」

Posted by 古葉茶庵 at 09:50Comments(2)||
旅|
コメント
お盆の時期は悲しいですね。
でもお孫さんの顔を見た事とのない
古葉茶庵さんの御父母も嬉しかったことでしょう。
私もひいおじいちゃん、おばあちゃんの
お墓参りにいきました。ちょっと悲しかったです。
でもお孫さんの顔を見た事とのない
古葉茶庵さんの御父母も嬉しかったことでしょう。
私もひいおじいちゃん、おばあちゃんの
お墓参りにいきました。ちょっと悲しかったです。
お墓参りで悲しくなるのは故人を慕ってのこと故人も喜んでくれていることでしょう。
「千の風になって」ではありませんが、そこにいないことは分かっていながら、そう思えないのが人でしょう。
風になって、周りにいてくれてると思うと自分もそうなれると思うと嬉しいではありませんか。
「千の風になって」ではありませんが、そこにいないことは分かっていながら、そう思えないのが人でしょう。
風になって、周りにいてくれてると思うと自分もそうなれると思うと嬉しいではありませんか。