2008年10月28日
「なごり文」???
駅のホームに季節はずれの雪が舞っている。見送りに来た青年、汽車を待つ女友達(恋人?)、言葉が見つからないまま青年は彼女の横顔を見つめる。
「今 春が来て君は綺麗になった。 ……
「なごり雪」……伊勢正三(56)・シンガーソングライター、22歳の青年が曲を手がけた最初の歌だという。この歌の作詞に取り掛かったとき先ず浮かんだのが上記の1節。
すると、メロディーと一緒に次の詞が出てきた。
「去年より ずっと綺麗になった。 
鉛筆と消しゴムを手にノートに向かう、窓の外が白む頃歌が出来上がった。……彼の述懐である。
彼は大分津久見市の出身で同じ大分出身の「南こうせつ」に誘われ「かぐや姫」のメンバーとして活躍、「なごり雪」のほか「22歳の別れ」などもヒットした。
私も津久見のすぐ南、佐伯市に7年半ほど住まいよく知っている土地である。今ごろの季節、佐伯から津久見に上る海岸線の山裾の斜面は特産の津久見蜜柑がたわわに実っていたのを思い出す。
暖かい海岸線の町なので雪を見ることはあるが積雪はない。だからこの歌は雪の多い土地の人の作詞と思っていただけに意外であった。
演歌でもニューミュージックでも歌の歌詞について、いかにプロとはいえ作詞家の文章力の凄さに舌を巻き、ため息を漏らすばかりである。
また、かねてから皆さんのblogを見るに付け、その軽妙洒脱、ユーモアに富んだ文章に感心しているところである。
タイトルに「なごり文」と書いた。艶のある言葉でしょう。
今朝、朝風呂に行ったら、NHK朝ドラ「だんだん」を見てきた人でしょうか
「赤いスイートピー」を口ずさんでいた。
私のblogは内容も文章も固くていただけないとカミさんは言う。誰でもがつい口をついて出てくる、記憶に残る、そんな「なごり文」を綴りたいと常々思っている。


「なごり雪」……伊勢正三(56)・シンガーソングライター、22歳の青年が曲を手がけた最初の歌だという。この歌の作詞に取り掛かったとき先ず浮かんだのが上記の1節。
すると、メロディーと一緒に次の詞が出てきた。



鉛筆と消しゴムを手にノートに向かう、窓の外が白む頃歌が出来上がった。……彼の述懐である。
彼は大分津久見市の出身で同じ大分出身の「南こうせつ」に誘われ「かぐや姫」のメンバーとして活躍、「なごり雪」のほか「22歳の別れ」などもヒットした。
私も津久見のすぐ南、佐伯市に7年半ほど住まいよく知っている土地である。今ごろの季節、佐伯から津久見に上る海岸線の山裾の斜面は特産の津久見蜜柑がたわわに実っていたのを思い出す。

暖かい海岸線の町なので雪を見ることはあるが積雪はない。だからこの歌は雪の多い土地の人の作詞と思っていただけに意外であった。

演歌でもニューミュージックでも歌の歌詞について、いかにプロとはいえ作詞家の文章力の凄さに舌を巻き、ため息を漏らすばかりである。

また、かねてから皆さんのblogを見るに付け、その軽妙洒脱、ユーモアに富んだ文章に感心しているところである。
タイトルに「なごり文」と書いた。艶のある言葉でしょう。
今朝、朝風呂に行ったら、NHK朝ドラ「だんだん」を見てきた人でしょうか


私のblogは内容も文章も固くていただけないとカミさんは言う。誰でもがつい口をついて出てくる、記憶に残る、そんな「なごり文」を綴りたいと常々思っている。

Posted by 古葉茶庵 at 10:01Comments(0)||
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