2012年01月11日
梅花の気魄
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る……というが、早く暖かくなってくれないものだろうか。朝の寝起きの哀しさよ。


カミさんに「変顔を見せようか」と、その顔を見せようとしたら「何もしなくても最初から変だよ」……と言われた。

スイス・チューリヒでFIFA(国際サッカー連盟)から「2011年世界女子最優秀選手」に、なでしこジャパン主将のMF『沢穂希選手』が選ばれた。


読売編集手帳ではこの快挙を、小説家豊島与志雄が梅の花を語った随筆から。
<衆に媚びず、孤独を恐れず、自己の力によって自ら立ち、驕(おご)らず卑下せず、霜雪の寒にも自若として、己自身に微笑みかくる、揺るぎなき気魄である>
……とたとえ、最後は「人の足跡ほど美しい花器はない」と結んでいる。……ったく。


毎年次女の義母から干支の絵皿が届く。次女たちが帰ってから「今年はお母さんの絵皿なかったねぇ」と言っていたら、祝い酒の袋の中に入っていた。……「失礼しました」


Posted by 古葉茶庵 at 10:35Comments(0)||
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