2011年09月17日
言葉の使い方
文化庁が行った「2010年度国語に関する世論調査」。
いつの世も言葉の使い方が「気になる」割合は年齢が上がるにつれて多くなり、専門家や年配者の目には「乱れている」と映る。

その中で私もTVを見ながら(聞きながら)気になって堪らない


次に版図を拡大しているのが<「っ」付き言葉>。「熱っ」、「寒っ」位まではよかったが、「凄っ」、「長っ」、「短っ」、「うるさっ」…となるとついていけない。

世論調査と関係ないが、なぜ一つに統一しないのか不思議と思えるものがある。わが国の国の名前の呼び方(読み方)である。
「日本」には、ニッポンとニホンの二通りの読み方がある。どちらで読むか正式な決まりはないという。

スポーツの国際試合で声援を送るときは、「ニッポン」が力強く、リズムも合わせやすい。

一方、「ニホン」というと優しいやわらかな感じが伝わってくる。伝統が生きる「日本間」、「日本画」、「日本髪」などは「ニホン」がよい。

どちらも、奈良、室町の古い時代から親しまれてきた読み方だという、それぞれの響きを大切に使い分け、伝えていく読み方でしょうか。

Posted by 古葉茶庵 at 10:49Comments(0)||
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