『古葉茶庵の よろず無責任放談ページ』

　酷暑、猛暑、「もう　いいっしょ！」……ったく～、熱い日が続くこと。皆さん地球温暖化（炎熱化）を体感しておられることだろう。

　本日は、二十四節気の一つ「大暑」である。　「暑いっ」、　「言うまいと　思えど出てくる　この暑さ」（字余り……）

　しばらく写真だけで一瞬の納涼を（熊本　通潤橋）



　この炎暑の中、雑踏を歩いて仕事をしている人がいる。

　仕事人は、警視庁捜査共助課の警察官、手配中（現在約500人）の写真だけを手がかりに、繁華街の雑踏に潜む容疑者を見つけ出す「見当たり捜査」のプロだ。

　大都会の「人の海」の中から容疑者を見つけ出すプロを本格的に導入したのは2001年、現在捜査員は十数人、先月までに281人を逮捕したという。

　ただ、ひたすら写真を見て、小中学校の同窓生のように親しみを持つまで見るという。　特に「懐かしい」という感覚は効果が高いという。

　また、容貌では特に「目の周り」、年を取り体型が変わっても目から鼻のラインは変わらないそうだ。……だから悪いことをする人はグラサンを使うのか。……ナットク。

　
　容疑者を見つけたとき、捜査員が感じるのは職務上の喜びだけだろうか。親友と再会を果たしたときのような懐かしさも混じるのではないだろうか。

　
　私事、今夏小中学校の5年ぶりの同窓会に参加のため里帰りする。（勿論、容疑者はいないと思うが……。）北京五輪と共に日々楽しみに待っている。