2011年02月17日
「ボールーストライク」???
野球講座によると、ピッチャーの投球するボールを「ストライク」、「ボール」と判定するが、どうして、こう呼ぶようになったかというと……。

野球が始まった頃、打てる投球を見逃した打者に「打ちなさい!(ストライク)」と忠告し、打たせまいと抵抗した投手に「正しく投げなさい!」と「ボール」と警告した。

「ボール」は、「unfair ball(不正投球)」の略である。
ところで、今年2月19日から始まるプロ野球オープン戦からボールカウント表記を「ボールーストライク」の順に改める。従って球場のカウント表記も「B,S,O」に改修されると聞いた。なのに先日行った宮崎サンマリンスタジアムは「S、B、O」だった。
米国でボールのコールが先になった理由は、ベースボールは「打つゲーム」なので打者はボールカウントを先に知りたいという。反対に日本は、「守るゲーム」を重視したため「ストライク」からコールされたらしい。
今、永田町(衆院予算委員会)では、与野党の質問、答弁があるときは丁々発止と腹探りを行っている。核心を突く、あるいは虚をつく「ストライク」もあれば、無責任、軽率、的外れの「ボール」の投げあいが展開されている。

それにしても、前首相「鳩さん」の投球は、想定外の「ボール」で終わればいいが、与党政権をも揺るがす、大暴投である。

Posted by 古葉茶庵 at 10:42Comments(0)||
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