2008年05月02日

「ちまき」作り???

 4月もあっという間に過ぎ、5月に突入した。5月と言えば男の節供、鯉のぼりと「ちまき」ゲンコツUPである。

 私の故郷での「ちまき」は米粉の饅頭に小豆餡がはいった蒸かし饅頭を葉っぱ(何の葉っぱか忘れてしまったが良い匂いがした。)で包んだもの。(これはこれで美味しい。)

 しかし、鹿児島のちまきは「あく(灰汁)まき」のことを言う。これは子供たちの「おやつ」と言うより、大人が食す「保存食」と言う感じである。 でも<唖然・呆然>でこれが美味しい。 癖になる美味しさである。ハート
 
 今年は母がいなくて、「ちまき」は見送りかと思っていたらカミさんが初挑戦で作ると言う。 以下、我が家(他家でも同じと思うが……。)のレシピを紹介しよう。

 ① 前日、もち米を洗い灰汁(昔は桜、樫、そばがら等の灰汁を作ったが今は市販されている。)に一晩浸しておく。

 ② 翌朝水を切り、竹の皮でくるむ。(この時もち米の増えるのを考えゆっくり包み込み、煮るときに中身が出ないよう3箇所くらいで縛る。)
「ちまき」作り???

「ちまき」作り???

 ③ くるんだ「ちまき」を約40個位を大きな鍋に並べ、これに再び灰汁と水を注ぎ、約3時間煮つめる。
「ちまき」作り???
 
 ④ 出来上がりグッ!!
  
 あめ色の美味しそうな、一種独特の灰汁の匂い漂う「あくまき」の出来上がりである。基本的にはこれに黄な粉を付けて食す。昔日(戦後)、砂糖が不自由した(手に入らない)頃は醤油だけで食していたらしい。
「ちまき」作り???

 <愕然>なしで、カミさんの今年の初挑戦その1は終わった。
     めでたし~パチパチ音符 めでたし~パンパン


Posted by 古葉茶庵 at 20:50Comments(2)|| |
コメント
 おみごと
市販のものよりうまくできてましたよ。味も最高。いつもカンジン。あいがとごわし。
 作ったのは、叔母とカミさん……私は大好きな火付け、燃やし方<(^_-)>~★
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 何でもありの混迷の時代、 『お前は何をしているんだ』 と風が問う。 <行雲流水> 自然のまま、あるがまま、残り楽しき我がB型人生、 「山河に感謝」 「健康に感謝」 「皆様に感謝」 ストレス解消に! 千客万来のコメントをお待ちしています。
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