2010年03月31日
都井の春
昨日は延岡から春休み帰省中の孫4人(内2人は地元孫)の野生児を引きつれ何年ぶりかに日南海岸国定公園「都井岬」に野生馬を見に行った。

数年前に訪ねたときは観光地然としていた都井岬も今は通り過ぎるだけの観光地か。太平洋岸に数軒あったホテルはすべて廃業、廃屋と化し、灯台下の茶店も閉店、往年の観なく絶好のロケーションも寂しいたたずまいである。



変わらないのは谷間に咲き誇る山桜のみか。


都井岬の野生馬は御崎馬(岬馬)と呼ばれ、鎌倉時代には武士の軍馬として重要な役割を果たし、江戸期、高鍋藩秋月家の藩営牧場で軍事、農耕馬として生産され、その一つ都井村御崎牧場が現在に至るという。
馬と遊び、都井岬灯台を見学する。


灯台のところで生きた白蛇が祭られていると聞きその神社を訪ねたが、白蛇様はあいにくのこと冬眠中でした。


「若山牧水」歌碑
<日向の国 都井の岬の青潮に 入りゆく端に ひとり海見る>……とある。
帰路は日南周り、「恋が浦」では絶好のブルーウエーブに10人ばかりのサーファーが波乗りに興じていた。

野生児4人とのお付き合いはすっかりお疲れです。

Posted by 古葉茶庵 at 11:59Comments(0)||
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