2010年02月11日
歌のこころ???
<唄は世につれ


そして、時代を超えて歌い継がれる歌がある。人は歌に己を重ね、歌を愛し感動する。そこに人の心をとらえて離さない歌の心がある。

今年、森繁久弥さんが作詞・作曲した「


俳優「森繁久弥」は昨年11月に亡くなったが


歌手加藤登紀子がリリースし、森繁さんの思いを胸に歌い続けるという。(私は森繁さんが歌う知床旅情が大好きだった。

彼女がこの歌を歌い始めたころ、「違うよ」と森繁さんに直された所がある。歌の最後の歌詞である。
……

君は出てゆく 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
私を泣かすな 白いカモメよ
白いカモメよ>

歌の最後は「カモメよ」ではなく「カモメを」だと教えられた。
「カモメ」は知床に残される人々のこと、峠を越して旅立つ「気まぐれカラスさん(旅行者)」に知床を忘れないでと「私を泣かすな白いカモメを

知床に流氷の便りはまだ聞かれない。今日も厳しい冬日か。
声を出して唄ってみて……唄のこころがわかる。

Posted by 古葉茶庵 at 09:14Comments(2)||
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コメント
古葉茶庵さん。ブログ上では,初めまして!ですね。これからもよろしくお願いします。
知床旅情の唄は私も大好きでしたが,「カモメを」の部分を初めて聞きました。確かに旅人が,訪れたその地,その地の人々をどう思っていくのか・・・。私の生まれ育った故郷である奄美にも通じるような唄だと感じています。
知床旅情の唄は私も大好きでしたが,「カモメを」の部分を初めて聞きました。確かに旅人が,訪れたその地,その地の人々をどう思っていくのか・・・。私の生まれ育った故郷である奄美にも通じるような唄だと感じています。
TO:てふてふさん
そうですか。奄美出身なのですか。奄美は誰もが声をそろえてよいところだと言います。
何度か行ったことはありますが、住んだことがないので……。
それでサンシンもやられるのですか。またの機会によい音色と声を聴かせてください。
そうですか。奄美出身なのですか。奄美は誰もが声をそろえてよいところだと言います。
何度か行ったことはありますが、住んだことがないので……。
それでサンシンもやられるのですか。またの機会によい音色と声を聴かせてください。