2007年10月22日
目的点と到達点……。
写真は、前中国総書記 江沢民氏のものと言われる西湖に係留されているドラゴン船である。今回の記事とは関係なし。
blog書き込みについて、以前にも書いたが……本年度直木賞作家の松井今朝子氏(入選作「吉原手引草」)が入選発表時に言っておられた。
「私が前に出ず、一歩退いて<私>を見つめる目がなければ他人様の読める文章にはならない。」……と。 きついお言葉である。


……たかがblog……されどblogである。
話は変わるが……
その人の名は、「ロアルド・アムンゼン」……世界で誰よりも早く南極点に到達したノルウェーの探検家である。
それは1911年12月15日のことだった。 イギリスが派遣した「スコット隊」との極点制覇争いはつとに有名だ。
周到な準備のおかげで、「アムンゼン隊」は根性先行型の「シコット隊」を楽々と破って極点一番乗りを果たした。かくして南極王として知られる「アムンゼン」であるが、面白いことに、彼の当初の目的地は南極ではなかった。
それは、なんと正反対の北極点だったというのである。「アムンゼン隊」の出航準備中に、アメリカ人たちが一足先に北極点を制覇してしまった。二番手では意味なしというわけで、「アムンゼン」は急遽、誰にも言わず航海途上で進路を変えた。
北極に行くといいながら、南極に到達した男……それが「アムンゼン」である。

閑話休題……
私のblog書き込みも、隠れた形で多くの見知らぬ人々と出会い、共鳴しあうことが最大の喜びである。(たくさんのあれこれコメントを待っています。)
blogの目的もそこから始めたいと思っているが……なにしろ生来の目立ちたがり屋の私のこと……到達点が怪しくなっているが道の先は長く遠い。 楽しみながら、軌道修正しながら……ブロガー修養をしたいものである。

Posted by 古葉茶庵 at 14:25Comments(2)||
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コメント
これ・・・船なのですね!びっくり~。
すごい大きさに「何に使うんだろ~」と想像してしまいました。
すごい大きさに「何に使うんだろ~」と想像してしまいました。
お久しぶりです。
船なんです。江沢民が中国総書記時代に余暇を過ごしたり、各国の賓客を乗せてサンセットクルージング等でもてなしたと聞きました。
何処の国でも、共産社会でも上層階級はそれなり、それ以上かも……ですね。
北朝鮮などはその代表格でしょうか。
船なんです。江沢民が中国総書記時代に余暇を過ごしたり、各国の賓客を乗せてサンセットクルージング等でもてなしたと聞きました。
何処の国でも、共産社会でも上層階級はそれなり、それ以上かも……ですね。
北朝鮮などはその代表格でしょうか。