2009年06月15日

飲ん方について


 酒の飲み方について、横山秀夫の小説「クライマーズ・ハイ」を読んで少しばかり考えさせられた。えーっと・・・
 ん十年生きて、ん十年酒を飲んできた。肯く

 誰でもそうだと思うが酒を飲むと大なり小なり<我が世の春桜>となり、落語ならずもその失敗談は枚挙にいとまがない。しかし、その中身、即ち飲み癖は種々雑多である。ビックリ

 勿論、酒を酌み交わす相手、状況、場所等によって様々であるが……、先ず本には次の一節がある。
 「酔わなきゃ本音を言えない人は本当の人生を生きていない。」……である。

  <本当の人生>とは何だろうか。酸いも辛いも、甘いも辛いも、人生の喜怒哀楽……そんなもののすべてを分かってるってことか。

 誰でも素面ではそうそう本音は言えない。……それが大人の分別……という気もするが……。アウチ

 次にこの一節
 「飲んだら笑え、酔ったら唄え、話は明日だ」……カッコよく納得させられる言葉ではあるが……。

 飲めば誰しも口が軽くなる。言いたいことの一つや二つ誰でも持っている。仕事の話はするなと言いながら何故か仕事の話をし、愚痴を言うなと言いながら愚痴をこぼし山芋を掘る。

 ん十年、笑い、唄い、怒り、口角泡を飛ばし飲んできた。

 ……が、もう人生も終盤、潔く、ただただ楽しく飲みたいビールものである。初めて会った人、気の会う人と出会えば「今度酒を飲もう!!」と誘いたい。もっともっと相手を知り、人生が楽しくなるからだ。

 「飲んだら笑おう!酔ったら唄おう音符小難しい話は明日だ!!

 
 玄関のサボテンがきれいに咲いた。

飲ん方について

 毎年この時期、綺麗に咲きあちらこちらで見かけるカミさんも名前を知らないこの花(木)……なんという花でしょう。知ってる方教えてください。

飲ん方について


Posted by 古葉茶庵 at 11:53Comments(3)|| |
コメント
実家の父に是非、読ませたい、古葉茶庵さんの今日のブログ。
今からメールします。
お花の名前私も分かりません(-_-;)
なるほどぉ・・・
 そのへんのくだり、忘れてしまってました(笑) 
新聞を貰いにきた家族、 現地で取材を続ける記者の記事・・・こ-ゆ-ところは辛すぎて印象深いんですけどね(笑)
新作がまちどおしいですね~
 =Louさん=
 花の名前、本当かどうか?カミさんの限りなく不確かな情報です。
 私は仮名で「からし花」と付けていましたが(笑い)カミさん情報は「愛染かつら」だそうです。いい名前でしょう。

 次に「飲ん方について」、酒飲みが人の話にケチつけてはいけません。素直に頷いて懐大きく飲みたいものです。

 =さぶりなさん=
 横山秀夫の警察物ではないものに、何の期待もなく手に取ったのですが、面白かったね。迫力あるし、説得力あるし久しぶりに一気に読みました。
 その後、2004発行の「看守眼」、短編集です。まあまあでした。
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 何でもありの混迷の時代、 『お前は何をしているんだ』 と風が問う。 <行雲流水> 自然のまま、あるがまま、残り楽しき我がB型人生、 「山河に感謝」 「健康に感謝」 「皆様に感謝」 ストレス解消に! 千客万来のコメントをお待ちしています。
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