2008年12月12日

志布志(しぶし)について思うこと???

 去る夏休み、長女孫(小六)を連れて墓参りに帰郷した。その時音符「吾亦紅」音符のCDを聞き口ずさみながら運転した車。孫娘に聞かれ、「この歌を聞くと母を想い出す」と応えた。

 そして、昨日孫娘が「じいちゃん!じいちゃんのことを俳句に詠んだら佳作に選ばれた。」と言って校長先生が書いた俳句色紙を持ってきた。

 嬉しくてパソコン机の前に飾っている。…… 『母の顔 思い出させる 吾亦紅』ラヴ ……

志布志(しぶし)について思うこと???


 ……閑話休題……

 最近、内田康夫の新刊「地の日天の海」を読んだ。内田康夫は推理作家であるが、今回は時代物に取り組み、この本は、後に徳川家康、秀忠、家光の三代にわたって草創期の将軍のブレーンとして活躍した「慈眼大師天海上人(南光坊天海とも)の不明の前半生を織田信長の生涯に合わせて描いたものである。

 この中で、織田信長は美濃を支配し城下の名前を「井口(いのくち)」から「岐阜」に改めた。「岐阜」は中国の周時代に文王が岐山に拠って平定した故事にちなんだ。

 これ以降、信長は公式文書に「天下布武(てんかふぶ)」の印鑑を好んで用いた。「天下布武」とは「天下に武を布(し)く」と読み、文字通り解釈すれば「武力を用いて日本全土を制覇する。」という意味に受け取られるが実はそうではない。!?

 「武」という文字の解釈には戈(ほこ)を止めるという意味がある。古代中国の書き物に「武に七徳あり」と書かれている。

 七徳とは、「暴力を禁じ」、「兵を治め」、「大きな国を保ち」、「功を定め」、「民を安んじ」、「人身を和ませ」、「財物を豊かにする」の徳だという。肯く


 やっと結論に達しようとしている。……さて、わが街「志布志」『志(こころざし)を布(し)くことを志す』街ということである。また、「志」は「士(さむらい)の心」でもある。肯く

 本年、4月24日が「しぶし」の日に制定された。来年の「志布志の日」には志(こころざし)をもって「武の七徳」を全国に発進したらどうだろうか。パチパチ 


Posted by 古葉茶庵 at 13:56Comments(0)|| |
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
 

< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
古葉茶庵
古葉茶庵
 何でもありの混迷の時代、 『お前は何をしているんだ』 と風が問う。 <行雲流水> 自然のまま、あるがまま、残り楽しき我がB型人生、 「山河に感謝」 「健康に感謝」 「皆様に感謝」 ストレス解消に! 千客万来のコメントをお待ちしています。
オーナーへメッセージ
削除
志布志(しぶし)について思うこと???
    コメント(0)