スポンサーサイト
上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。
2012年12月26日
股を潜るか、切り捨てるか???
今朝の新聞、我が意を得たりの記事を見た。

古書画店・「韓信股潜図(またくぐりず)」から始まる。いわゆる「韓信の股潜り」の故事。「大望ある者は目先のつまらぬことで争わない」の意。

この図に「大田蜀山人」の賛が書いてある。曰く「唐は唐、日本は日本。唐の紙屑ばかり拾いて日本の刀を忘ることなかれ。道中に立つ市人を切り捨て、股は潜らぬ大和魂」

江戸期、日本のインテリは脱中国を始め、中国崇拝を否定。中国の書物を紙屑と呼び、日本の刀を忘れるな。無礼者を切り捨て股を潜らないのが大和魂と言っている。

今、尖閣問題で「自制」が問われている。かって日本は力で切り捨てる武士の論理で一時は成功したが、結局欧米に打ち負かされた。

大和魂を叫び中国を馬鹿にして韓信の自制を失った日本は失敗した。

最近は、急に金持ちになった中国が大国意識を持って自制を失うと、かつて日本が落ちた陥穽にはまる。

空母からミサイルを持ちGDP世界2位の中国、世界に責任がある。日中双方の自制が肝心と思うが……。

さぁ、新政権はどうする

新春を待つ我が家の玄関

Posted by 古葉茶庵 at 14:02
Comments(0)