辟易(へきえき)女性アナウンス!

古葉茶庵

2009年04月04日 11:44


 北朝鮮が人工衛星だか弾道ミサイルだか知らないが、発射を通告した期間が本日午前11時から始まる。(4日AM11:00~8日PM16:00)

 発射台のある北朝鮮・無水端里(ムスタンリ)の天気概況は、6日を除きすべて晴れである。いつでも発射できそうである。 自国民を飢えさせ、医薬品もない貧困国が超高額な経費を費やし、世界の国々の発射中止要請を無視しての暴挙である。

 頭上を脅かされ、あるいは落下危険のある日本が、飛んできた火の粉を払うため、これに備えるのは当然である。日本の迎撃準備について、毎度のことながら北朝鮮のあの女性の居丈高かつ傲慢なアナウンスには辟易する。

 得意の脅しである。
 「日本が分別を失って迎撃を敢行すれば、重要対象に断固たる報復の雷を落とすだろう。」……ときた。

 「分別を失う」……なんて、お前さん(北朝鮮)にだけは言われたくないセリフだ。

 日本は不測の事態に備えミサイル防衛システム(MD)を配備した。日本海にイージス艦のSM3(スタンダード・ミサイル3)を陸上にPAC3(パトリオット・ミサイル3)だ。不測の事態に対応できるかどうか国民は心配している。

 (ミサイル1発の値段、SM3約10億円、PAC3~5億円 金額の話ではないが、いずれにしても安くはない。)

 どのような状況を考慮しても北朝鮮は無分別な発射を自制すべきであり、近隣諸国の断固、毅然たる対応が望まれる。
 
 


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