頂上決戦はいかに……???

古葉茶庵

2008年10月30日 13:45

 いよいよ11月1日(土)から日本シリーズが開幕する。胸ドキドキ、心ワクワクが止まらない。

 まだまだ若かった二十数年前ある学校で先生にお願いして教務の手を休め巨人ー西部の日本シリーズをTV観戦した日をなぜか思い出す。

 巨人、西部はこれまで日本シリーズで球史に残る名勝負を演じてきた。 この間巨人・原監督(50)、西部・渡辺監督(43)は、華のある4番バッター、強気のエースとしてともに主役選手で激突して来た。

 その二人が互いのチームの先頭に立って相まみれようとしている。これがじっとしておられようか。ドキドキが頂点に達しようとしている。

 
 原監督は、2002年就任1年目に4連勝で日本シリーズを制した。常勝集団を率いる監督らしく強い思い入れがあり、「12球団で2つだけ残って雌雄を決する闘い、とにかくあと四つ勝つ」と鼻息荒い。

 まして、日本シリーズ終了後、来年3月ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督が決定している。おめおめと引き下がるわけにはいかないだろう。



 一方、渡辺監督は、現役時代6度の日本一に輝いた「日本シリーズの申し子」である。強気エースの選手時代、日本シリーズ対巨人戦は2勝0敗。

 元エースの威信をかけて「原さんに打たれた印象はない。」と振り返ったが……実は8打数3安打(3割7分5厘)、1H/Rと分が悪かった。

 前回、2002年の対戦で4連敗、シリーズ通算でも6連敗中でリベンジに燃えている。


 ちなみに……本年の交流戦は西部が3勝1敗と巨人を圧倒している。


 「自信の原、余裕の渡辺」の対決、巨人対西部、チーム同士の対決もさることながら、原対渡辺の現役から続く対決も目が離せない。

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