将軍様のご機嫌は……???
北朝鮮の金将軍様は、8月14日の報道を最後に公の活動がない。9月9日の建国60年記念行事に姿を見せなかったことで種々の憶測が新聞、TVを賑わせている。
もともと日本には風通しの悪いお国のこと西風どころか千の風にも噂は乗ってこない。憶測のみが先行、脳卒中か強まる重病説、すでに死んでいるという人もいる。
脳卒中治療中の可能性が米国、韓国情報当局分析で強まる中、今後の権力構図「ポスト金正日」に関心が集まっている。情報を持っていない(入ってこない、ルートがない)日本メディアの想定は次の通り。
想定1 「著しく回復のとき」
現体制変わらず、将軍様は権力ピラミッドの頂点にした現体制のまま
想定2 「職務履行困難のとき」
これまで後継体制への考えを明らかにしてこなかったため、後継者争いが家族内で激化する。
想定3 「職務不能状態に陥るか突然死した場合」
後継体制は、労働党、人民軍の現指導部を中核にすえた「集団指導体制」に移行する。
いずれにしても、拉致問題を抱える日本にとって今後どうなるのか目を離すことは出来ない。破綻した経済、核開発で深まる国際的孤立がそのままの状態ならば、
後継体制の行方に「未来」などあろうはずがない。
関連記事