オヤジの仕事???

古葉茶庵

2008年08月12日 13:49

 北京では自己の限界に挑戦しているアスリート達に勝ち負けを問わず清々しさを覚える。

 昨日、競泳男子平泳ぎ100での北島選手、世界記録での金2連覇……興奮した。おめでとう (次の200平が大いに期待される。頑張れ!北島)

 一昨日、金第一号の柔道内柴選手は、 「オヤジの仕事をしっかり見せることが出来た。」と語った。この人もアテネに続く2連覇である。

 ひばりの唄「柔」でいう。奥に生きてる 柔の夢が 一生一度を 待っている。 彼等は一度ならず二度も夢を果たし、親父の姿を見せた。

 
 北島選手も、内柴選手も強い者が必ず勝つなら五輪も世界選手権もいらない。

 実力という燃料タンクを満たすのは、日々のたゆまざる鍛錬だが、4年に一度の五輪の大舞台で一滴残らず燃焼させる着火剤は、「負けてなるか」と我が身に鞭を当て自身の限界をそのときに引き出す。

 五輪とは、鞭の痛みに耐える人の過酷な祭りらしい。

 
 我が身を振り返り、世の親父諸氏よ「今日からでも遅くはない」……わが子にしっかり見せられる仕事をしたいものだ。

  

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