「雨を降らす男」???
いよいよ師走、困ったものだ今年も余すところ31日しかない。 まったく光陰矢の如し……てか。
先日、新聞のコラムで読んで面白そうだとDVDを借りて映画を見た。
「雨を降らす男」である。
大体の
筋書きはこうだ……。
怪しげな機械を引きづって……
「雨を降らせましょう!雨を!」と呼び歩いている妙な男がいる。
アメリカ西部はしばらく日照り続きで大弱りの農家一同。この男に料金を払って降雨を頼んだ。
ある親父さん一人がこの男を疑って、「本当に雨を降らせたら金を払おう」と納屋へ閉じ込めてしまった。当てが外れた詐欺師は呆然とするばかり……。
この家の長女は容貌に自信がなく泣いてばかりいる。詐欺師は娘に「自分の顔を鏡に映して<
私は綺麗>と叫んでごらん、さあ、もう一度、大きな声で!」
娘は半べそをかきながら繰り返しているうちにだんだん美しい顔になってくる。そして片想いの保安官をデートに誘いに行く。
親父さんが詐欺師に言った。「
雨は降らなんだが娘に自信を与えてくれた働きに料金を払おう。」と……。
さて、その後雨は降ったのか、降らなかったのか 感動の欲しい人は映画を見て
往年の懐かしい大スター、キャサリン・ヘプバーンとバート・ランカスターの共演もよかった。
「人それぞれに違った美しさが備わっている。」と自信を持たせる。自信を持つことで夢をかなえることができる。
感動の一編だった。