冬の風物詩???

古葉茶庵

2008年11月13日 10:16

 タイトルに「冬の風物詩」 ……と書く季節になってしまった。

 その1

 冬の風物詩といえば、なんといっても鮟鱇(あんこう)だろう。(……と食いしん坊は言う。)



 参ったか!!。 この画像!! 見ての通り鮟鱇は口が大きく、頭が平たく、体表はヌメヌメ、一言で言えば超グロテスクで太っちょの深海魚である。

 しかし、見てくれの悪いこの魚、料亭などで高級食材と珍重される超美味なのである。

  調理するときは、写真のようにぶら下げて切り分けてゆく。

 

 大久保白村さんに次の句がある。

     <鮟鱇の心臓小さく 肝太く>



 大きな図体の鮟鱇をからかっている。大きな心臓も、大きな肝も度胸が据わっていることのたとえ。

 ところが、鮟鱇の肝は大きいのに、心臓の小ささといったら、どうしたことか。



 鮟鱇の大きな肝、<アンキモ>は冬の美味の代表、魚のホァグラといわれる。 


 焼酎も美味い




 その2

 これも風物詩か。春先にカミさんが友達からもらってきた「皇帝ひまわり」



 南側の庭先に植えたはいいが、今年は台風も来なかった所為か、春から夏、夏も過ぎスクスクと育つわ育つわ、今やその大きさ約7M,見上げるばかりの高さである。

 秋も終わろうという今ごろやっと開花し、昨日、今日の晴天でパッと開いた。しかし、下から見るしかない。花を観賞するには余りにも高すぎる。

 来年はなんとか考えなければ……。