冬の風物詩???
タイトルに
「冬の風物詩」 ……と書く季節になってしまった。
その1
冬の風物詩といえば、なんといっても
鮟鱇(あんこう)だろう。(……と食いしん坊は言う。)
参ったか!!。 この画像!! 見ての通り鮟鱇は口が大きく、頭が平たく、体表はヌメヌメ、一言で言えば超グロテスクで太っちょの深海魚である。
しかし、見てくれの悪いこの魚、料亭などで高級食材と珍重される超美味なのである。
調理するときは、写真のようにぶら下げて切り分けてゆく。
大久保白村さんに次の句がある。
<鮟鱇の心臓小さく 肝太く>
大きな図体の鮟鱇をからかっている。大きな心臓も、大きな肝も度胸が据わっていることのたとえ。
ところが、鮟鱇の肝は大きいのに、心臓の小ささといったら、どうしたことか。
鮟鱇の大きな肝、<アンキモ>は冬の美味の代表、魚のホァグラといわれる。
焼酎も美味い
その2
これも風物詩か。春先にカミさんが友達からもらってきた
「皇帝ひまわり」
南側の庭先に植えたはいいが、今年は台風も来なかった所為か、春から夏、夏も過ぎスクスクと育つわ育つわ、今やその大きさ約7M,見上げるばかりの高さである。
秋も終わろうという今ごろやっと開花し、昨日、今日の晴天でパッと開いた。しかし、下から見るしかない。花を観賞するには余りにも高すぎる。
来年はなんとか考えなければ……。