ロンドン五輪閉幕

古葉茶庵

2012年08月13日 13:43


 <驚き・感動・絆>のロンドン五輪が閉幕し、今晩からゆっくり眠ることが出来る。と
 
 日本が獲得したメダル数は、金7、銀14、銅17の総数38個で、2004年アテネ大会の37個を超えて過去最大を記録した。

 しかし、大会前に掲げていた<金メダル15~18個、金メダル数の国別順で5位以内>には遠く及ばなかった。

 メダル獲得数の推移

 国別メダル獲得数


 表で見るように、今回メダル総数では5位金メダル数では11位と金メダルの少なかったのが今後の課題となった。

 最大の原因は、お家芸である柔道(特に男子)の不振である。国は文科省にマルチサポート事業として「情報分析と体調管理」に27億円の補助費を充て側面から一定の効果を挙げたが……。

 JOCの福田副会長は「金メダルは特殊な才能がないと獲れない世界になってきた。飛びぬけた何かがないと金メダルは獲れない」と分析する。…まったくそのとおりとつくづく思う。

 今後はマルチサポートに併せて選手本体の強化のための予算が必要となろう。
 指導者の育成、ジュニア期からの長期の地道な指導が必要という。

 見ている分には楽しく、負けると悔しいが、国威発揚の選手たちの大変さが身に沁みる。