大和撫子
撫子(なでしこ)の学名は「
ダイアンサス」。
ギリシャ語で「聖なる花」を意味する。豪華絢爛なカーネーションや多彩な花の石竹も仲間らしい。
日本に自生するのは主に「
カワラナデシコ」と呼ばれるもので、7月~10月にかけて細い優雅な淡紅色の花を咲かせる。
枕草子に<
草の花は撫子、唐のはさらなり、大和のもいとめでたし>…とある。(中国のは言うまでもないが、日本の撫子も大変素晴らしいと賞賛している。)
清楚で美しい女性の象徴とされてきた。
そして、日本女子サッカーの愛称として定着した「
なでしこジャパン」。大和撫子はカーネーションのような派手さはないが、寒さや乾燥に耐える
芯の強い花である。
ロンドン五輪の大和撫子。金の呼び声高く、選手たちのプレッシャーもいかばかりかと要らぬ心配をする。
金プレッシャーに押し潰されないで、プレッシャーを楽しんで(…も無理だろうけど…)頑張って欲しい。
「
無理しないで、負けてもいいよっ」…とも伝えたい。