本気?てげてげ?

古葉茶庵

2012年07月16日 10:33


 梅雨明けだろうか、今朝は太陽がギラギラ輝いている。新聞をめくると「全国高校野球・地方大会」の熱戦の模様が伝わる。各地方で一喜一憂だろう。 

 <相田みつを>さんの言葉に「本気」というのがある。

       本 気
 なんでもいいからさ 本気でやってごらん
 本気でやれば 楽しいから

 本気でやれば 疲れないから
 疲れても 疲れがさわやかだから


 夏の甲子園を見て思う。「投げるのも走るのも一生懸命で全力。だから勝っても負けても爽やか。見ていて気持ちがいい

 孫たちもそれぞれバレーボール、サッカー、バスケに熱中、みな本気でやっていて気持ちがいい。

 では、本気の反対はなんだろう。答えは「中途半端」。私はTVを見ながら勉強する孫たちに言う。「TVを見るなとは言わない。どっちか一つにしろ」……と。

 中途半端ないい加減は鹿児島弁では「てげてげ」。私は最近てげてげが大好き、てげてげにはまっている。

 「てげてげ」とは、100%の力を出し切らずパワーは常に70%を意識し、無理して頑張らないことをいう。

 歳を重ねると根をつめないでいい加減なところで納得、満足するのもいいか……となる。

 「本気で」と言われると、二の足を踏み、敬遠したくなる。年寄りには<てげてげを許して>……みつをさん