本気?てげてげ?
梅雨明けだろうか、今朝は太陽がギラギラ輝いている。新聞をめくると「
全国高校野球・地方大会」の熱戦の模様が伝わる。各地方で一喜一憂だろう。
<
相田みつを>さんの言葉に「
本気」というのがある。
本 気
なんでもいいからさ 本気でやってごらん
本気でやれば 楽しいから
本気でやれば 疲れないから
疲れても 疲れがさわやかだから
夏の甲子園を見て思う。「
投げるのも走るのも一生懸命で全力。だから勝っても負けても爽やか。見ていて気持ちがいい」
孫たちもそれぞれ
バレーボール、サッカー、バスケに熱中、みな本気でやっていて気持ちがいい。
では、
本気の反対はなんだろう。答えは「
中途半端」。私はTVを見ながら勉強する孫たちに言う。「
TVを見るなとは言わない。どっちか一つにしろ」……と。
中途半端ないい加減は鹿児島弁では「
てげてげ」。私は最近てげてげが大好き、てげてげにはまっている。
「
てげてげ」とは、100%の力を出し切らずパワーは常に70%を意識し、無理して頑張らないことをいう。
歳を重ねると
根をつめないでいい加減なところで納得、満足するのもいいか……となる。
「
本気で」と言われると、二の足を踏み、敬遠したくなる。
年寄りには<てげてげを許して>……
みつをさん