気張いやんせ!!
昨日は高校総体バレーボール大会応援のため
鹿児島アリーナに行った。
孫娘はこの春入学の新入生、勿論コートには立てない。
ひたすらチームの後方支援に徹している。上級生と応援グッズの荷物運び、練習中はボール拾い、ゲームのときは最前列で声を嗄らして応援している。
休む暇はない。走り回っている。自分で望んで入った道、愚痴は言わない。(口に出しては言わないが可哀想に思える)
試合の後、後方付けをするため学校へ送る。
やっと自分の時間だというので、まず夕食に行く。よくしゃべり、よく食べる。今、自分の置かれている位置をしっかり自覚している。
食事の後、買い物をして寮に立ち寄り、あの娘の生活をかいま見る。私の場合、親元を離れたのは高卒後だったが、この娘は中卒で、しかも女の身で、一人で他人の中で闘っている。
わが孫娘ながら感心する。虚勢を張って生きているようにも見えるが、時折見せる親や私たちへの甘えをみると、まだまだ子供だと安心もする。
やがてコートにたって活躍できる日も近いだろう。そのためにも今の下積みは無駄ではない。自分に言い聞かせ、あの娘にも言う。
将来、今日の苦しみを痛みとともに懐かしく、いい経験をしたと感じてくれることだろう。
気張れ 気張れ 気張いやんせ
2歳を前に描いてもらった似顔絵