「ことばの日」???
今日は語呂合わせで「
ことばの日」(5、10+8)らしい。
『
辞書に載らない日本語』(北原保雄編著・大修館書店)から、昨日の新語に+
世話肉 : 自分が食べようと丹精こめて焼いた肉
すき残し : 好きな食べ物を最後まで残し後でゆっくり賞味する
天国耳 : 都合の悪い話は聞き流す
…のような言葉、当世青年男女の用語を集めた最新版の一冊がある。興味のある方、流行に後れまいとする方()は是非読んで見られたら……。
さて、沢山の歌手が東日本大震災の被災地に慰問に行き、
歌の持つ歌詞が人々の心に染みとおる力を持っていることに感動したという。
人を感動させ、何かの行動を起こさせる言葉が歌詞。私は常々作詞家先生たちの文章の素敵さ、凄さに感心する。どうしてあんな言葉が次々と生まれてくるのか不思議にさえ思う。
歌手「
一青窈さん」は次のように言っている。
「唄の歌詞にはドラマがあり、物語が先にあって、そこにメロディーが付いている」
例えば…。
「
逢えなくて唇かむ女」…今時、そんな女の人なんか実際にはいない。
作詞家の先生が「男が女はこうあって欲しいと願う理想の女を描いて、女性歌手に歌わせる」。歌っている女性歌手自身も女である喜びを感じているという。
だから…人々を感動させることができる。「
そうか、そうだよな」…と納得した。