ふるさとがえり
今日も上天気、各地で桜開花の声、そして、プロ野球はセ・パ両リーグが今日同時開幕、いい年こいて躍る胸を押さえようがない。
熱く燃えている躍動の面々(
裏切るなよ)
さて、この度
エッセイ講座の級友・鈴木成光さんが自分史を出版した。
2年前の6月、エッセイ講座が始まったとき、10年前の脳内出血で右半身不随となった彼は、
原稿を口述し奥さんが筆記された。
1年後……講座が終わる頃には丁寧かつ正確な字で自分で書かれるようになった。エッセイ書きがよいリハビリになったと語る。
元中学教師で剣道八段の猛者だった鈴木さん。2年間のお付き合いだが、
いつも笑顔で物静か。打ち上げ会などで偶に焼酎を飲むことがある。
「
これほどの幸せはない。なんちゅぁ~ならん」……と笑顔がほころび、話にも熱気がこもる。カラオケも得意である。そんな彼が三杯目は「
奥さんに叱られる」とコップを伏せる愛妻家(恐妻家)。
この度、自分史の出版が地元新聞で紹介された(南日本新聞3/26)。
こんな嬉しいことはない。新春早々の嬉しい出来事である。本のタイトルは『
戻ってみたい もう一度』(南方新社)、1940年代へのふるさとがえり、郷愁あふれる志布志町の原風景、自然や風物などを描く。
四六判、302ページで1680円。
是非手にとって見て欲しい。