逆算???
今日は、「
大震災から一年」……この言葉を言わないわけにはいかない鎮魂の日を迎えた。
新聞一面見出しに「
時は流れない。雪のように降り積もる。人は優しくなったか。賢くなったか」……の字が躍る。
さて、延岡でバスケをしている小2の孫、コーチに「明日の朝は早いから,逆算して今夜は早く寝ろ」と言われた。
「足し算,引き算を習い,今、掛け算を習っているが,逆算はどうするのか」……と小4の兄に聞いた。
寺山修二は『
思い出の歴史』と題する詩の中で、<
時計の針が前に進むと「時間」になり、後ろに進むと「思い出」になる。>と言った。
今,被災地では何を、どのように逆算しても元には還らない。「時は流れず、雪のように積もるだけ」……という。
一年前の今日午後2時46分……
死者・行方不明者合わせて約2万人の方のご冥福を祈り、心から黙祷を捧げたい。
前庭の
いわつつじが今年も咲いた。