<唖然・呆然・愕然>……不祥事の続発

古葉茶庵

2008年09月10日 11:38

 あまりの<唖然・呆然・愕然>不祥事の続発にあきれ、ブログる元気も失せ二日間沈黙を守っていたが少し沈静化の模様であるので一言

 一つ
 「三笠フーズ」の米偽装、転売問題

 カビや農薬に汚染され本来は工業用(糊など)にしか販売できない「事故米」を酒造、製菓会社などに正規の食用米と偽って卸していた。

 安い事故米と食用米の価格差に目を付けた利ざや稼ぎである。当の社長は危険であることを承知なので飲んだことも食ったこともないという。……<唖然・呆然>

 勿論一番悪いのは当事者の「三笠フーズ」であるが、それを数年間見逃してきた「農水省」、会社破産と騒いでいるが、「安かろう良かろう」と安易に購入、製造した企業にも問題はないか。

 いずれにしても肝心の消費者は置き去りである。……<愕然>


 二つ
 「日本相撲協会」の大麻騒動

 大迷走の果て理事長の辞任、関係者の降格、解雇の処分……。

 世界ドーピング機関公認の検査で判定された陽性反応に今も不満の関係者、両力士……<唖然・呆然>

 相撲道の本道「潔(いさぎよ)さ」とはほど遠い、退いた花道はおよそ美しくなかった。……<愕然>


 三つ
 「県民栄誉賞」

 北京メダリストの活躍に出身地各県で県民栄誉賞などが与えられている。
 
 女子バドミントン複で4位となり、「スエマエ」の愛称で全国区となった末綱・前田のペア、末綱選手は地元大分県から県民栄誉賞に当たる県賞詞が授与された。



 ところが、ペアで掴んだ栄光ながら鹿児島県は前田選手に対して「何もなし」、明暗が分かれた。……<唖然・呆然>

 (鹿児島県民栄誉表彰の基準は金メダルらしい。)……<愕然>

 この件に関し、志布志創年大学学長の鹿児島大生涯学習教育センター長の原口泉教授は、「郷中教育の観点からも、ふるさと再生薩摩らしい、焼酎がおいしく飲める話題が必要、ぜひとも賞を」……と話している。