手紙「10年後の自分へ」
10年前の<
ふるさとまつり>の日、
~10年後に届く手紙~(平成13年10月28日付)を出した。
その手紙が今日届いた。
手紙の書き出しは「
元気ですか!○○(本人)さん!」。この日は前夜来から大雨、空模様を気にしながら昼からおまつり広場のステージでマジックを披露したらしい。
長女は3人目の出産で入院中、
まだ名前のない赤ちゃんはカプセルに入り黄疸の治療中と書いてある。その孫が今、小四、サッカー命で大元気印。
一番上の孫娘と毎夜寝られて喜んでいる。(今、中三、私より遥かに背が高い)
この9月、
アメリカでは同時多発テロに見舞われパールハーバー以来の国威昂揚の年だった。(あれから10年かと感慨深い)
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生は偶然、死は必然、先のことは分からない>……「この手紙、自分で受け取れば笑って読み、カミさんが受け取れば孫を連れ墓参りしてくれ」…などと情けないことも書いてある。
当時5歳の孫娘が描いた絵を同封していた。これ
なんとも懐かしいような嬉しいような10年前の自分からの手紙である。もう一度あの日に帰り家族とは何かを考えている。