再び遍路旅
菅前総理が約3年ぶりに四国霊場八十八箇所めぐりのお遍路の旅を再開したという。
頭を丸めようが丸めまいが関係ないが、
お遍路旅は本来百八の煩悩消滅の旅である。それが今や半分は物見遊山、癒しを兼ねた観光の寺巡りである。
自分が総理時代に起こった災害復興、その他国難の目途も立っていないこんな時に
神頼み、お大師頼みの己のみが癒される旅ではあるまいに……と思うのだが…。
また、お遍路旅は「
同行二人(どうぎょうににん)」と言われ、常にお大師さん(弘法大師)と一緒にいる想いで巡礼することをいい、税金を使う公務員(SP)との「
同行二人(どうこうふたり)」旅ではない。
まったく政治屋(政治を生業とする人)の
頭の中はどうなっているのか。カチ割ってみたい。
「
一日も早い被災地の復旧、復興と被災者の冥福を祈る」行脚旅をしたいなら、この際
国会議員を辞任して一庶民で心ゆくまで歩けばいい。
道端の彼岸花もイヤイヤをしているように秋風に大きく揺れていることだろう。
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彼岸花 それでいいかと 首を振る>