「ふみの日」

古葉茶庵

2011年07月23日 10:07


 7月は別称「文月(ふみつき)」、そして今日23日は「ふみの日」である。

手紙を書く、送る、返事が来る。 アナログでいいですね。

 私は16年前に突然亡くなった母からの最後の手紙(死の1ヶ月前に届いた)を今でも持っている。字も、文章も、語り口も昨日のことのように記録にも、記憶にも残っている。時々取り出して読んでみる。

 手紙はいいです。今日は「ふみの日」、常日頃気になりながらご無沙汰のあの人に、短くていいです。暑中見舞いを送りたい。


 昨日、陶芸教室だった。今回の作品は徳利である。どうしてこう酒飲みに関するものばかり作っているんでしょうか。

 徳利は酒を注ぐとき「トクトク」と音がしなければならない。だから……口は直径1cmぐらいに…と先生から注意があった。

 水を入れたら酒が出てくる養老の徳利、少なくとも安い焼酎を入れたら幻の焼酎が出てくる魔法の徳利にと精魂込めて作り上げた。これです。