鹿児島ミステリー Ⅲ???
本日から
大相撲名古屋場所が熱戦の幕を開ける。
今場所の話題は、「琴欧州」の綱取り、両横綱の巻き返し、そして大関を目指す「安馬」、「稀勢の里」ら新勢力の台頭……etc
……とこう話してくると……
なに……外国人力士ばかりではないか
「番付表」を覗いてみると……
な・ん・と……
幕内力士22人中の12人(モンゴル8、ロシア2、グルジア2、ブルガリア1、エストニア1)、半数強(54.5%)が外国人力士である。……
<唖然・呆然>
今後、この傾向は益々広がるだろう。何年か後には
日本人力士0(ゼロ)の国技大相撲にならないだろうか。……
<愕然>……大いに心配である。
ちなみに、幕内力士に鹿児島県人は一人もいない。鹿児島県人は相撲は弱いのか
いやいや、そうではありません。過去の歴史を振り返ると……。
鹿児島県人は、古代隼人の時代から相撲愛好者という。大相撲では、川内出身「西ノ海」が第6代横綱となった。この時まで「横綱」は強い大関に与えられる名誉称号で番付にはなかった。
この年相撲制度が確立、「西ノ海」は番付明記の最初の横綱となった。
その後井筒部屋から「2代西ノ海(西之表)」、「3代西ノ海(隼人)」をはじめ郷土出身力士を多数輩出、井筒部屋が本県ゆかりの部屋となった。
続いて、「横綱朝潮(徳之島)」、「関脇鶴ケ嶺(加治木)」、「大関若島津(中種子)」etc……名力士を多数輩出したことは皆様ご承知の通りである。
県民総出で応援できる強い郷土力士の誕生を切にこいねがうものである。