ちまき作り

古葉茶庵

2011年05月02日 11:13


 いつもと違い朝早くから、なにやら話し声が聞こえる。あ~そうだったと思い当たる。

 「今年は作らない」と言っていた義母が遠くの子供、孫にせがまれ、毎年恒例の「ちまき作り」である。

 カミさんさんも手伝いに行ったらしい。
 一人朝食を済ませて顔を出す。私の出番はないらしい。

 大鍋を覗くと、竹の皮に包まれたちまきがグツグツ煮えていた。苦味のある独特の味と香りが口の中に蘇る。



 やっと出番が来たようだ。「ラップに包まんや」と義母の大きな声が聞こえる。

 今日の昼食はメタボを心配しながらちまきで遠い遠い子供時代を想い出そう。