「ガッツのある男」???
「陰日向に咲く」というベストセラー小説をご存知だろうか。
最近、やたらと増えたお笑い芸人の世界、この小説の著者はその中の一人
「劇団ひとり(31歳)」さんである。人気、浮沈の激しいこの世界で彼は、芸人のほか役者、小説家としても活躍する多才ぶりである。
ちなみに、私の心移りは激しいのであるが、現在は「芋洗坂係長」から「生徒会長 金子」君にハマッている。
「劇団ひとり」という芸名も変わっている。なぜ「ひとり」という名前を選んだのか、一人芝居を演じるからなのか、「小心者で傷つきたくない。」からなのか。
育った環境は、パイロットの父、元キャビンアテンダントの母、兄、妹の5人家族、だが家族を離れ一人で暮らしている。
私を含め普通の人は、「やりたいこと」は沢山あるのにいろいろ理由をつけて何もしない。……のが現状であるのに彼は、「やりたいと思うことは一生懸命ですぐやる。後悔のない人生にしたい。」という。
「やっておけばよかったという後悔」と「やらなきゃよかったという後悔」があるとすれば、躊躇なく「やらなきゃよかったという後悔」を選ぶと言う。
「良くも、悪くも何かを経験して、積み重ね将来の自分に託す。」ためだと言う。
どこか変わっていると思っていたが、なかなか大した青年だ。