「継承意識」???

古葉茶庵

2011年04月17日 09:35


 昨日、小四孫とTVのクイズ番組を見ていた。クイズの答えが「ダテナオト」と解ったとき、「じいちゃん知ってるか」と言って、言った言葉に完全に参った

 孫はこう言った

 「伊達直人は子供にランドセルを背負わせ、菅直人は子供に借金を背負わせる」……

 何処で聞いたか、内容はわかっているのか、どうか。


 ところで……

 「見たくないものを見なかった」、「考えたくないものを考えなかった」ツケが想定外災害だろう。

 何か、事故、災害が起こるたびに口をそろえて「過去の体験が生かされていない」、「教訓が生かされていない」etc……という。

 人の記憶が薄れていく過程を「3日、三月、三年」という言葉で表現する。その伝でいえば、企業など組織の記憶は30年、地域は60年、社会は300年で薄れる。

 1200年も経つと記憶から消え、なかったことになってしまう……と。「失敗学」の研究をしている東大名誉教授・畑村洋太郎氏は言う。

 記録し、後世へ伝えることがいかに必要か、それぞれが継承意識を持つことが大切であることを肝に銘すべし。

 我が庭のつつじ、今からさつきも咲くだろう。