「継承意識」???
昨日、小四孫とTVのクイズ番組を見ていた。クイズの答えが「
ダテナオト」と解ったとき、「じいちゃん知ってるか」と言って、
言った言葉に完全に参った。
孫はこう言った。
「
伊達直人は子供にランドセルを背負わせ、菅直人は子供に借金を背負わせる」……
何処で聞いたか、内容はわかっているのか、どうか。
ところで……。
「見たくないものを見なかった」、「考えたくないものを考えなかった」ツケが想定外災害だろう。
何か、事故、災害が起こるたびに口をそろえて「過去の体験が生かされていない」、「教訓が生かされていない」etc……という。
人の記憶が薄れていく過程を「3日、三月、三年」という言葉で表現する。その伝でいえば、企業など組織の記憶は30年、地域は60年、社会は300年で薄れる。
1200年も経つと
記憶から消え、なかったことになってしまう……と。「失敗学」の研究をしている東大名誉教授・畑村洋太郎氏は言う。
記録し、後世へ伝えることがいかに必要か、
それぞれが継承意識を持つことが大切であることを肝に銘すべし。
我が庭のつつじ、今からさつきも咲くだろう。