吾亦紅(われもこう)によせて

古葉茶庵

2008年06月25日 17:08

 これまでカラオケで「さだまさし」の<無縁坂>を唄うと今は亡き母を思い出すものであった。

 そう、<母がまだ若い頃僕の手を引いて……忍ぶ忍ばず無縁坂、噛みしめるようなささやかな僕の母の人生>……と唄ったあの曲である。

 ところが昨年末の<紅白>で「杉本眞人」の<吾亦紅>を聞いてこの歌にはまってしまった。……と言いながらなかなか触れる機会もなく今に至った。

 そして、今さらながら、なんで今ごろ……と思いながら、ふと立ち寄ったCD店でCDを買ってしまった。
 やはりこの歌もいい。 しかし、唄ってみると難しい。

 「吾亦紅」はメロディーも良いが歌詞が泣かせる たまりません。

 <あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 一人逢いに来た ただ あなたに あなたに 謝りたくて……髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供……

 盆休みまでにマスターし、岡山で墓参り、5年ぶりに会う同窓会でカラオケデビューの心算である。プレーヤーにリピート、リピートで猛練習……さて、盆までに間に合うでしょうか。?

 <吾亦紅>です。